近年、家庭や介護施設でペット型のロボットを活用するシーンが多くなっています。
ぬいぐるみやおもちゃとしての性能を超え、人の心を癒し、情操教育に役立つロボットたちへの注目が高まりつつのあるのです。
- 話し相手になる存在が欲しい
- できればペット、でも世話ができない
- ほとんどおもちゃに近いと飽きてしまう
- 高齢者にとって寂しさを埋めるもの
これらを考えた時に「LOVOT」と「パロ」を比較して考慮するのは良いと思いました
ではこれからメンタルコミットロボット「パロ」と、ペット型ロボット「LOVOT」について紹介します。
それぞれ特徴やおすすめポイントも異なりますから、自分や家族に合ったものを探していきましょう!
メンタルコミットロボット「パロ」とは?
メンタルコミットロボット「パロ」は、独立行政法人産業技術総合研究所が開発したアザラシ型のロボットです。
保証をつけると動作確認・内部検査・毛皮クリーニングなどのサービスを無料で行えますので、長期的に使用する人は利用しておきましょう。
「パロ」の特徴
まずは、パロの特徴や利用のメリットを確認していきましょう。
ロボットセラピーの場で活躍している
パロは、老人ホーム・デイサービス・グループホーム・小児病棟におけるロボットセラピーに活用されています。
認知症や高次脳障害をお持ちの方はもちろん、うつ病や精神疾患を抱える患者と触れ合うことも多いのです。
実際に、コミュニケーションのリハビリになったり、人を思いやる気持ちが持てたり、心理的な改善が多数確認されました。
ぬいぐるみや人形を使ったドールセラピーによるストレス低減効果・気持ちの向上効果以上の効果があると期待されていますので、今後導入する施設も増えそうですね。
人間の赤ちゃんに近いサイズ感
生まれたての新生児の平均が48.7cm・3.0kgであることを考えれば、ちょうど赤ちゃんくらいのサイズ感だといえるでしょう。
膝に乗せたり一緒に布団に入ったりしやすいサイズであり、どこか守ってあげたくなるような雰囲気を感じられます。
「パロ」のおすすめポイント
次に、パロのおすすめポイントを紹介します。実際に利用しているのを想像しながら、目を通してみてくださいね。
ノンバーバルコミュニケーションができる
パロとのコミュニケーションは、基本的に言語や言葉に頼らないノンバーバルなものが主体となります。触れる・撫でる・視線を合わせる・笑いかける・距離の近さや遠さなどでコミュニケーションが取れるよう、工夫されているのです。
そのため、思うようなスピードで会話できないことを理由にコミュニケーションから遠ざかってしまっている高齢者や、会話が苦手な人でも安心して利用できるのです。
接し方で性格が変わる
ただ反応が返ってくるだけのロボットと異なり、学習機能を活用して長く付き合えるロボットですから、大事にしようという気持ちを呼び起こしたいときにも役立ちます。
ペット型ロボット「LOVOT(らぼっと)」とは?
LOVOTは、GROOVE X株式会社が開発したペット型ロボットです。
「LOVEをはぐくむ家族型ロボット」をコンセプトにしており、一般家庭での利用を想定して誕生しました。
本体価格は349,800円、追加でサービス料が月額14,278円発生します。本体を2台つける「LOVOTデュオ」は、本体価格657,800円、サービス料月額27,478円です。
「LOVOT」の特徴
LOVOTの特徴や利用のメリットを確認していきましょう。
リアルな生き物を飼っているような体験ができる
LOVOTは、非常に感情が豊になるよう設計されています。
人の顔を認識する
だからこそ「懐いてくれて嬉しい!」「喜んでもらえるよう可愛がりたい!」という自然な気持ちが沸きやすく、コミュニケーションも活性化されるのです。
「LOVOT」のおすすめポイント
次に、LOVOTのおすすめポイントを紹介します。
自宅にLOVOTがやってきたシーンを考えながら、参考にしてみてくださいね。
子どもの情操教育に向いている
お子様の情操教育に向いているロボットとして注目を浴びています。
部屋を写真や動画で撮影し、共有してくれる
LOVOTは、部屋を写真や動画で撮影し、共有することができます。
子どもだけで留守番をすることの多い家庭や、遠く離れた高齢の両親を心配する家庭は
是非この機能を活用していきましょう。
「LOVOT」も 「パロ」 もほっとする存在
メンタルコミットロボット「パロ」は、介護施設や精神福祉士施設でセラピーの一環として取り入れていることの多いロボットです。
一方、ペット型ロボット「LOVOT」は、一般家庭向けでの使用が多く、見守り機能までついている優れものです。
自分や家族が使うのにはどちらが適しているか比較・検討しながら、希望に合うものを選んでいきましょう!
「LOVOT」 を検討している人は初期費用はもちろんですが、その月額は負担にならないかと少し心配しています。
そんな点を取り上げました
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