高齢者の見守りサービスはセンサー設置がいいか?室内カメラがいい?

離れて暮らす高齢家族のことが気になっても、毎日通えるわけではないかもしれません。

元気で暮らしているかな?と思って電話をすることはありますが、これも毎日できるわけではありません。

高齢の親が特に一人暮らしをされているなら、直接会いに行く電話で元気な声を聴ければ、親子双方が安心できますね。このことを行う点で限界を感じている人も多いですね。

また何かあってもすぐに駆け付けられないこともあって本当に大丈夫かと気になるものです。

目次

センサー設置か?室内カメラ設置か?

高齢者の見守りサービスはいろいろな業者がいます。細かな点で違いがあります。

細かな比較をして検討されたい方のために特集記事をご用意しています

サービスが多くあるので選択肢が広がって良いのですが、選ぶのに困まってしまいます。

わたし自身高齢者の親がいていろいろなサービスを調べ尽くしましたが、実は選択肢は2つだと思っています。

つまりセンサー設置か? 室内カメラ設置か? です

見守り訪問、見守り電話の不安

  • 訪問してくれる サービス
  • 電話かけてくれる サービス  もありますが、
  • 電話と次に電話をかけてくれる間に何か起きたなら と思うのです
  • 訪問も同じです。頻繁に尋ねてもらおうとするとかなりの費用が掛かります

高齢者が一人の時に起きることを見守りたいと考えるなら、

センサー設置か? 室内カメラ設置か?   という選択肢に絞られるのです

一人暮らしの高齢者には、どんな不安がある?

一人暮らしの高齢者には、さまざまなリスクが予測されます。

  • 室内で倒れているのに誰にも発見してもらえない
  • 急な怪我があって動けなくなっている
  • 就寝の遅れなど生活リズムの乱れ
  • 食事や入浴などを後回しにしている

など、気になるポイントは多いものです。

かといって頻繁に様子を尋ねる それはそれで負担に感じることもあります

そもそも様子を確認するだけの時間的余裕がなかったりすることもあるでしょう。

スマートデバイスやIoTを活用してスマホで様子を確認できるサービスが多く、近年特に注目が集まっています。

センサー設置か?室内カメラかを考えるときに考えたい課題があります。

室内カメラには抵抗があるという点です。もう少し細かくこの点とりあげますね

室内カメラの設置を高齢者が嫌がる理由とは?

確かに見守りサービスの1つとして室内カメラが挙げられますが デメリットも考える必要があります

リアルタイムで生活の細かな点を把握できるというメリットがある一方、

  • 常に監視されているようで嫌だ
  • 細かく見張られていては自宅でゆっくりできない
  • 不正アクセスによる動画の流出が心配

と懸念を示す高齢者も少なくありません。こちらの記事でもくわしく取り上げています

家族のプライバシーを守りながら、危険なときや気になるときだけピックアップできるサービスを選ぶのがおすすめです。

おすすめはセンサー設置です

センサー設置:おすすめ見守りサービス3選

ここからは実際に、おすすめの見守りサービスを紹介します。

サービスごとに特色や費用感も変わりますので、参考にしてみてくださいね。

IoT×電球!点灯情報をAIが解析する「goo of things」

goo of thingsは、NTTコミュニケーションズのグループ会社である、エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社が提供する電球見守りサービスです。

特徴

goo of thingsの特徴は、電球の点灯情報を家族に共有できる点にあります。リビング・寝室・トイレなどよく使う場所の電球を交換するだけでよく、稼働開始までの手間や時間がかかりません。

見守る側は自分のスマートフォンにアプリを1つインストールするだけよく、自宅からも出先からも手軽に離れて暮らす家族の状況をチェックできます。

こんな使い方ができる!

例えば寝室にgoo of thingsを導入した場合、電気をつけて起きたタイミングや、電気を消して寝たタイミングが分かります。前回の点灯・消灯から24時間以上経っているのに電気をいじった形跡がない場合、「何かおかしい」とすぐ気づけるのです。

また、玄関に導入すれば、出かけたタイミングを見やすくなります。ずっと玄関の電気が点灯しない場合、帰宅していないことが予想されますから、早めのアクションが取りやすくなるでしょう。

費用

goo of thingsに対応した電球は、10,780円(税込)で購入できます。

その他、電球購入費用以外に月額利用料がかかりますので、あらかじめチェックしておきましょう。その点はわかりやすく表にまとめました

徹底して詳しく見守り電球を特集 👇

IoT×電池を入れ替えるだけで使える「Mabeee」

Mabeeeは、ノバルス株式会社が提供する電池見守りサービスです。

特徴

Mabeeeの特徴は、普段使っているリモコンやセンサーライトの使用情報を家族に共有できる点にあります。

いつも使うものの電池を交換し、スマートフォンにアプリをインストールするだけで使えるので、特殊な工事や設置作業が要りません。

見守られる側のスマートフォンにもアプリを入れ、設定をする必要があります。

あまり詳しくない方であれば、直接会えるタイミングで提案し、設定まで進めてしまうことをおすすめします。

こんな使い方ができる!

例えば、寝室の照明リモコンに入れれば就寝時間を知ることができます。いつもより早く寝るのが続き、話を聞いてみたら体調を崩していた、ということにも気づきやすくなるでしょう。

また、テレビのリモコンに入れて安否確認することも可能です。いつも必ず見る番組があるのにリモコンが操作されていない場合、異変があったかな?と察知しやすくなります。

生活動線にセンサーを設置!セコム「高齢者見守りサービス」

高齢者見守りサービスは、セコム株式会社が提供するセンサー感知サービスです。

セコムは当サイトでもおすすめしているサービスです👇

特徴

高齢者見守りサービスの特徴は、生活動線にセンサーを設置する点にあります。トイレやキッチンなど生活する上で必ず通る場所にセンサーを設置し、一定時間動きがない場合は即座にセコムに連絡が届きます。

あらかじめセンサー取付工事をする必要がありますが、セコム隊員によるいざという時の駆けつけサービスなどもあるため、離れて暮らす家族同士でも安心です。

こんな使い方ができる!

例えば、自宅のセキュリティ状態を自由に切り替えることができます。長時間のお出かけや旅行の際に外出モードに切り替えれば不要な心配をかけることもありません。

見守る側のスマートフォンアプリと連携すれば、睡眠時間の長さや室温・湿度にアラートをかけることも可能です。防犯システム会社であるセコムだからこその駆けつけサービスもありますので、万が一に備えたい家庭におすすめです。

カメラ設置を選ぶにしても、センサー設置するとしても

高齢者に限らず、

  • 家族に心配をかけたくない
  • わざわざ来てもらって迷惑をかけたくない」と考えてしまう人はいるものです。

特に息子・娘夫婦が多忙な場合や、小さな子どもがいて身動きがとりづらい場合、無意識のうちに遠慮してしまう場合もあるでしょう。

しかし、手遅れになってから後悔することは避けたいものです。

適度な距離感を保ちながら見守りサービスを賢く活用し、安全な生活ができるよう、工夫していきましょう!

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