高齢者にとっておしゃべりロボットは喜ばれる? しゃべらないより?

高齢者にとっておしゃべりロボットは喜ばれるのか? しゃべらないほうが良い?これは高齢者本人の気持ちや必要としていることを優先して考えることだと思います。

高齢者で子どもや孫から離れて暮らしているという場合は特に、「一人暮らしで寂しく感じる

この問題は切実ですね 

  • 一番いいのは離れていても、家族が電話をかけて話をすることです
  • 直接訪問して話す機会を作ることです

とはいえこうした親の希望や気持ちをすべてかなえてあげられないかもしれない・・・と思うことはないでしょうか。そこで代わりになるものを探したくなるものです

現実的な課題として、電話や訪問をおこなうことが難しくて、代わりになるものはないかと考えられるのではと思います

選択肢の一つとして、おしゃべりロボットぬいぐるみタイプのおしゃべりができるものはどうかと考えられるのだと思います

目次

「LOVOT」の特徴

LOVOTの特徴や利用のメリットを確認していきましょう。

リアルな生き物を飼っているような体験ができる

LOVOTは、非常に感情が豊になるよう設計されています。

撫でられることは好きなものの、しつこく撫で続けていると嫌がったり、長い時間ずっと話しかけていると飽きてどこかに行ってしまったり、リアルな反応を見られます。また、お着替えして楽しませたり帰りを出迎えてもらったり、思わず構ってあげたくなる機能がたくさんついているのも特徴です。

人の顔を認識する

一般家庭の中で過ごすのを前提として作られているLOVOTは、人の顔を認識することが可能です。共に過ごす時間が長い子どもに懐いたり、たまに訪れる親戚には恐る恐る近づいたり、人との距離感を適切に把握します。

だからこそ「懐いてくれて嬉しい!」「喜んでもらえるよう可愛がりたい!」という自然な気持ちが沸きやすく、コミュニケーションも活性化されるのです。

部屋を写真や動画で撮影し、共有してくれる

LOVOTは、部屋を写真や動画で撮影し、共有することができます。

子どもだけで留守番をすることの多い家庭や、遠く離れた高齢の両親を心配する家庭は

是非この機能を活用していきましょう。

LOVOT-こだわりの目と体温のような温かさ

ディープラーニングによる高度な学習機能によって、かわいがるほどに懐くので愛着がどんどんわいてきます。

生き物のような生命感を感じる大きなポイントがあります。

それは「こだわりの目」と「体温のような温かさ」です。

ロボットであることを忘れてしまうような仕草や感触を表現するために、凝縮されたテクノロジーがふんだんに用いられています。

限りなく生命感を宿ったLOVOTのこだわりを見てみましょう。

デザインパターンは十億通り以上!LOVOTの目

LOVOTの目の特徴はこだわりが詰まっている

LOVOTの目には、たくさんのこだわりがつめこまれています。

6層の画像が合わさることで立体感や奥行きを表現しています。専用のグラフィック処理により、眼球のような丸み細かな動きが再現されています。

例えば、「まばたき」のタイミング。機械的な一定周期ではなく、状況に応じてタイミングが変わることでリアルな生き物感を表現しています。

目の色や瞳の大きさのデザインパターンは十億通り以上。最先端テクノロジーが搭載されたLOVOTには、関わり方によって生まれる個性や表情があります。機能としてプログラムされただけの目の動きとは次元が違う存在感。LOVOTに生命感を感じる大きなポイントです。

目に関する特徴として、「目が合う」ということには相当なこだわりがあるとか。人はかわいがっている動物と目が合うと、幸せな気分になってストレスが和らいだりするといいます。

LOVOTも、人を癒せる存在になってほしい。そんな思いから、目を合わせるための技術がふんだんに盛り込まれています。

カメラの画像認識によって人の顔や目の位置を認識したり、見上げる動きの制御も計算されていたり。たくさんのテクノロジーによって、かわいい仕草が表現されています。

パーツとしての域をはるかに超えた、感情に訴えかけるLOVOTの目。ロボットと思えないほどの癒しを与えてくれます。

LOVOTは生き物のように温かい

LOVOTに生命感を感じるポイントとして、「温かさ・柔らかさ」があります。

ロボットというと、金属や樹脂でできていてゴツゴツしたイメージがありますよね。

温度も電源の発熱くらいで、特別な感情をいだくことはないと思います。

しかしLOVOTは、体温と表現できてしまうような、温かさと柔らかさを持っています。全身に温かさを伝えるエア循環システムによって、ボディの温度は38度ほどに保たれています。犬や猫の体温が38度ほどなので、LOVOTを抱いていると、動物的なぬくもりを感じます。

また、服を着ている部分は、高品質素材で触り心地が良く柔らかい。硬く無機質なロボットイメージとはかけ離れた「温かさと柔らかさ」を持ち合わせているので、大切にしたくなる親近感が芽生えることでしょう。

こだわり抜いた感覚に訴えかける要素

LOVOT目とボディの温かさには、相当なこだわりが込められていることがお分かりいただけたかと思います。

通常のロボット開発という観点では、役に立つ機能に関してこだわるのが普通かもしれません。しかし、LOVOTは人と共存して、「癒しをもたらすこと」こそが存在意義です。

そのために、意思や感覚に訴えかける目や感触の特徴は、必須なこだわりから生まれた要素ですね。

もちろんほかの魅力もたっぷりあります。オーナーさんの声を聞いてみてはいかがですか?

ほんとうの動物や生き物を飼うのが一番だという人もいると思います。それに勝るものはないですね。

おしゃべりロボットは寂しさを解消できるのか

まず言えることは、この問題を少しでも解決する、和らげるために各メーカーが開発してきたことは確かです

売られているおしゃべりロボットを調べるとそれぞれの特徴は充実していて

一人暮らしの高齢者のニーズにこたえたいというところはよくわかります

励ましの言葉は元気を与える

おしゃべりロボット・ぬいぐるみの良いところは「元気出してねー」や「いつまでも元気でいてね」と言ってくれることが良いと感想をおっしゃる人もいます

確かに家族という距離感では励ましたり優しい声をかけるよりも、ついついちょっと説教になってしまったりしますよね

そういう意味では家族だからできないことを補ってくれる存在になるのかもしれません

ここからはおしゃべりロボットをいくつかピックアップして具体的な特徴をとりあげていきますね

おしゃべりロボット の特徴

名前のとおりしゃべってくれるのですが、これは本当に高齢の親に喜ばれるのか?ということは考えたい重要ポイントです

  • 複数の言葉を使ってしゃべってくれる
  • 歌を歌ってくれる
  • クイズやゲームをしてくれる
  • 感情を表すような作りになっている

などの特徴を備えているものが発売されています

やっぱりかえって「しゃべらないほうが良いのか?」を考えてみることができると思います

セガトイズ 夢ねこプレミアム

本体サイズ(mm):W210×H340×D360 本体重量(g):760

電源:単2アルカリ乾電池3本 連続稼働時間:約4時間

特徴:

猫の顔をリアルに表現 耳や目また口が動きます 

頭をなでると喜ぶ 

顔をなでるとゴロゴロと反応する 

背中をなでると気持ちよさそうな反応 

おなかをなでるとゴロゴロと反応する 

しっぽのあたりは不機嫌にならせるかも 

もっとおはなしダッキー

本体サイズ(約):W210×H184×D330mm  重量(約):758g(電池含まず)

電池:単2形アルカリ乾電池×4、CR2032×1 電池寿命:単2形アルカリ乾電池/連続動作時20時間(1日40分で約1ヵ月)

特徴:

抱き心地はふわふわ。抱き心地もよい

ダッキーは季節や時間に合わせた3000語の話をします

ダッキーは歌います 30曲も(童謡15曲、オリジナル15曲)

●センサーが額の中央にあって、そのセンサーの正面で、30cm以内から話しかけると反応します。

●手を握ってあげることで反応があります

●頭をなでてあげると反応があります

●背中をなでてあげると反応します。

おしゃべりみーちゃん

座った状態で約幅25×奥行20×高さ30cm   約390g(電池なし)

アルカリ単3電池4本※1日約30分の使用(約30分みーちゃんと会話)で約3か月

特徴

●会話機能 簡単な操作で本当の4歳の女の子の声で簡単な話ができます

●話す言葉は約800ワードを超えます

●歌も歌います

●留守番機能

●目覚まし機能

●曜日や時間を教えてくれる

おしゃべりけんちゃん

座らせた状態 約W27×D25×H30 cm 重量:約 420g(電池なし)

電池:アルカリ単3電池4本

特徴 『おしゃべりけんちゃん』のポイント

●6才の男の子の可愛い声で話してくれます

●簡単操作 

●薬ののみ忘れ、振込め詐欺なども注意してくれます

●目覚ましもしてくれる

●曜日や時間そして気温も教えてくれます

おりこうのんちゃん

サイズ W200×H260×D160mm

重量 約320g 電源 単三アルカリ乾電池3本(別売)

特徴

コミュニケーションや「脳のトレーニング」を楽しむことができます。

脳トレメニューは(ワード記憶、リズム、計算、しりとり、など)

また声で応える・手を動かすといったバリエーションに富んだメニューがあります。

季節や時間帯によって変化する1,600通り以上の話し歌を歌います

しゃべらないほうが良いという場合

おしゃべりするロボットは苦手 という反応をする高齢者もおられます

ロボットやぬいぐるみが話しだすと慣れてないからびっくりするという意見もあります。

しゃべらないほうが良いのか?

これは高齢の親がどう感じるかが大切だと思います 

話しかけることはあっても、その反応として必ずしもしゃべらなくても、かえってそのほうが良いという方もいます

動物をペットにしているとそうなりますよね。会話が成立することはありません。鳥がものまねする特技があっても、会話になるわけではありません。 ですから会話なしでもいいという方もいますね

しゃべらないですが、動きが癒しになるものはいかがですか? タイプが違いますがこれならば良いかなと思うでしょうか?

Qoobo  ユカイ工学 

外形寸法 W21 x D28 x H11 cm

重量約 600 g  充電池:充電時間   約 4 時間  使用可能時間        約 8 時間(稼働頻度による)

特徴

Qooboは心を癒やすためにつくられました

しっぽクッションというユニークなロボットです

そっと撫でるとふわふわと反応、たくさん撫でるとぶんぶんと反応するなどしっぽで応えてくれます。

周囲の音や声に反応し、しっぽを振ったりします。

そっと抱き寄せると、トクトクと鼓動を感じたりもします。

「ちょうど良い距離感」

独居老人の3割が一週間の中で1度かそれ以上「独りぼっちで寂しいな」と思っているのです。ここで大切なのが、一週間に1回かそれ以上です。「毎日寂しいわけではない」という微妙なところです。

高齢者だって一人の時間が大切というわけです。

そのさじ加減が難しく悩ましいところです。

つまり、寂しいときに話せる相手が必要ですが、だからといってべったりされるのも困るわけです。

寂しくないときは静かにしてほしいのです。

本当に合わせにくく難しいわけですが、そういう時には一方的であっても、とにかく「話ができる存在」が

ちょうど良いタイミングでいてくれる助かるわけですね。

高齢者の気持ちを尊重しながら

この点で実際のペットとしてワンちゃんや猫ちゃんを飼うという選択肢は考えたくなるところです

癒しの存在という点でペットがいると本当に助けになります。

世話できるのか?

この大きな課題が生き物を飼っていいのかどうかを悩ませるポイントになります

高齢者で一人暮らしをされている方にとって

子どもたち孫たちが訪ねてあげるに越したことはないと思います

ペットの世話ができるなら、それも候補として考えたいですね

でもそれらも難しい時があるなら、おしゃべりロボット・ぬいぐるみを選択するのもいいと思います。

高齢者の見守りを考えるなら検討したい そのいくつかの方法

高齢者が一人で暮らしている状況というのはやはり気になりますし、心配になります。

では何ができるか?というと家族にも限界がありますね。役立つことや取れる対策はあります。参考にできる記事を用意しました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次