高齢者の見守りサービス20選+αを徹底比較! おすすめは?

高齢者見守りサービスを比較する

高齢になった親がひとり遠方で過ごされているということも多くなってきました。

  • 親のことは心配なのですが、仕事が忙しくて週に数回しか連絡することができない
  • 健康状態などがとても心配になる
  • 親としても、子どもには心配かけたくないけど相談できる相手もいないしどうしよう?

この記事を書いているわたし自身 この種の心配を抱えています。いろいろなことが起きますね。

  • トイレの鍵が開かなくなった
  • 段差が危ない
  • 手すりが欲しい
  • 電気が明るすぎる/暗すぎる
  • 窓が重い
  • ゴミのにおいが

などなど 生活していく中で、しかも同居ではないと、いろいろな細かな問題が発生するのは当然です。その都度対応しないといけないのですが、やはり心配なのは

  • 一人暮らしの高齢の親が倒れたことをどのようにして知ることができるのか?
  • 倒れた時どうするか?
  • 倒れた時、自分が助けに行く?セキュリティーサービスに頼むのか?

ですから見守りサービスを比較検討して、それぞれのプランがどこまでカバーしてくれるサービスなのか? 家族の状況にあったプランを選びたいと考えるのではないでしょうか。

目次

高齢者見守りサービスをニーズに合わせて検討する

当ページではこれまで20種類+αの見守りサービスを比較してきました 下に列挙したサービスは2021年当時取り上げたものです

  • 1セコム親の見守りプラン 
  • 2ALSOKみまもりサポート
  • 3東京電力エナジーパートナー遠くても安心プラン
  • 4郵便局の見守りサービス
  • 5思いやりコール ピアース
  • 6シニア向け安否確認サービス らいふコール
  • 7きずな電話 (エイジプラス)
  • 8つながりプラス
  • 9シルバーコールセンター  (ケイズプランニング)
  • 10エンリッチ見守りサービス
  • 11スリーSみまもりサービス
  • 12日立見守りサービス ドシテル
  • 13ミマモリエ
  • 14いまイルモ
  • 15 LASHIC|INFICの高齢者見守りセンサー
  • 16みまも郎 安否確認システム
  • 17【+Style ORIGINAL】スマートセンサー(人感)
  • 18「Mabeee」見守り電池
  • 19ワタミの宅食 みまもりサービス
  • 20みまもり電球
  • 21見守りポット

数年でニーズも変化し、すでにサービスが終了しているものもあります。また各業者がそれまで行ってきたサービスを見直しリニューアルして新たなサービスを展開するケースもあります。利用する側のわたしたちもその都度状況の変化に合わせて見直していくことが必要になっていると思います

今現在の最新のサービスはいかがですか? 最新のサービスを比較したページも別に用意しています

当ページはその中でも比較考量できるかもしれないサービスを厳選して、紹介しています。(あえてこのページではたくさんの数あるサービスの種類を紹介するより、実際的ではないかと考えられるサービスに特化して紹介しています)

どのサービスが各家庭、各個人のニーズにマッチしているかは一律ではないと思います 各家庭の状況に合わせて提供されているサービスを検討することがどうしても不可欠と思いますので、じっくり検討して実際的な方法を見つけてほしいと思います

高齢者見守りサービスを比較し、厳選する

高齢者を見守るサービスは大きくわけて二つの観点で考える必要があると思います

(1)倒れるなど異変を察知すること (2)倒れたり異変が起きた後にどうするか

問題を察知する

この絵のように問題が起きたことをいち早く察知し 知らせてくれることを補うサービスであることは大切です

そして、倒れた・トラブルが発生したに助けとなれるサービスを検討したいと思います

当ページでは高齢者見守りサービスを厳選して、その中から約10のサービスに絞って紹介しています

総合的/複合型(ホームセキュリティ)見守り

総合的な見守りプランで魅力なのは、倒れたことが分かるかどうか?だけではなく、その次の問題として、倒れた後どのようにサポートしてくれるか?までカバーしたサービスになっているところなんです

セコム親の見守りプラン 

サービスの概要 セコムといえば、ホームセキュリティーとして有名な会社です。何か発生した際には駆けつけてくれるところが魅力です。

そんなセコムの見守りプランは「セコム親の見守りプラン」です。遠く離れて生活している親であってもセコム独自の良さを生かした見守りを行ってくれるのです

セコム親の見守りプラン に含まれるもの
  • (1)万が一のための駆け付け
  • (2)電話健康相談
  • (3)安否見守り
  • (4)防犯
  • (5)火災監視

トイレやキッチンなど必ず生活で通る場所に機器を設置して一定時間の動きの感知ができなければ、セコムがかけつけるというサービスです。このプランのメリットは高齢者が特に気にすることなく普段の生活をおくれる面にあります。

プランとしても月額が税込で4,840円 初期の工事費用として税込48400円保証金20000円(こちらは契約満了時点で返却されます)なので、メリットを考えるとかなりお得なプランとなっています。 オプションとして、「セコム・マイドクターウォッチ」があります。身動きを一定時間完治できない場合に急行してくれるプランで月額990円でプラスすることができます

セコムのいいところ

機器を設置するだけではなく、ペンダント型の機器を首からぶら下げておいて親御さんが緊急時に握るだけで緊急信号を送ることができるサービスがあります。

急病や突発的な怪我の場合でも握るだけの簡単な操作で自宅に急行してくれるのは安心できるポイントです。

24時間電話にて健康状態などについて相談できることができるのもセコムのプランの魅力となっています。

 

ALSOKみまもりサポート

サービスの概要  定期的な安否確認や、確認結果のメール送信もおこなってくれる他、災害発生時の避難情報を伝えてくれたりします

令和時代の新しい「親孝行」とHPにてうたっているALSOK。離れて暮らす親御さんの見守りから体調の相談などにも親身にのってくださいます。通報時の操作も簡単で、操作しなくても自動で通報してくれる機能も搭載されています。

ALSOKのいいところ

親御さんがコントローラーのボタンを押すだけでALSOKのガードマンがご自宅へ駆けつけてくれます。

かかりつけの病院を事前に登録しておくことによって緊急事態発生時にガードマンが緊急隊員へ持病などをしっかりと伝えてくれます。

健康上の相談なども、24時間いつでもALSOKヘルスケアセンターへ相談することも可能です。

加えて緊急速報メールや熱中症注意喚起を受信・音声読み上げするサービスも基本プランに追加されているので安心です。

  • 一定期間使うのか
  • ずっと契約するのか
  • 初期費用をどうするのか

ご家族の方と相談してぴったりのプランを探してみてください。

TELなどでプランの相談にもしっかりと対応してくださるので、導入を検討されている方はまず相談してみることをおすすめします。

訪問・電話による見守り

郵便局の見守りサービス

郵便局の見守りサービスは 訪問サービス 電話サービス そして緊急時に駆けつけてくれるサービスが用意されています。

訪問サービス  料金:月額費用2,500円 訪問サービスは月に一度、郵便局の社員さん(又は委託業者の方)が月に一度訪問して、日常生活に困っていることはないか、健康状態などは大丈夫なのかなどを確認してくれるサービスになります。 訪問結果に関しては、メールなどで依頼者の方に送信されるので、結果の確認の方法も簡単におこなうことができます。初期費用などはかからないので比較的契約しやすいプランになっています

電話サービス  固定電話の場合1,070円、携帯電話の場合1,280円 電話サービスとは、毎日自動音声にて体調確認をおこなうサービスになります。毎日定刻に健康状況を確認してくれるので、頻繁に健康状況を確認したい方におすすめです。 こちらも初期費用等もかかりませんし、やはり音声で健康状況を確認したいという方におすすめのプランです。 忙しくて毎日は電話できないという方にはよりおすすめのプランです

上記のプランに+880円で駆け付けサービスをオプションとして追加することができます。(駆けつけの都度5500円の費用が発生します)

専用のアプリケーションをインストールしたスマートスピーカーを設置しご利用者さまの体調や服薬の状況等を確認する法人(地方自治体、介護施設等)向けサービスもあるんです 

ワタミの宅食 みまもりサービス

3,300円(税込)/月から

ワタミの宅食は、栄養バランスを考えられた弁当を届けるサービスです。宅食サービスに加え、見守りもセットにしてくれる「栄養」と「安心」を兼ね備えたサービスになっています。

ワタミの宅食を検討している人にとってはとてもこれは魅力あるサービスになると思います。高齢者の方にとって食事を作ることが難しくなってくる時があるかもしれません。一日のうち一食でも、一週間のうち数回でもこの面でのサポートがあればと考えている家族さんも少なくないと思います

宅配商品を注文することによって スタッフが訪問するサービスというのは同時に必要なサポートを受けることになるので、検討するに値するサービスと思います

ワタミ(株)

センサー型見守りサービス

みるモニ

利用料金2,600円(税別)/月 初期費用、工事費用なし

「みるモニ」は通常の人感センサーや温湿度センサー、またテレビの電源状態を定期的に検出してクラウドに記録し、見守っていくというシステム

これがあるといいのにという特徴がしっかり備わっているサービスの一つと思われます

親子のドアシル 

利用料金:990円(税込)/月 初期費用:12,800円(税込)  

人感センサー、照度センサー・ドアセンサー・温度センサーでデータ集めパソコンやスマホで確認

アイシル

利用料金:2,178円(税込)/月 初期費用:21,780円(税込)

見守り機能に認知機能低下の早期の気づき支援機能を搭載した高齢者支援システム。  朝起きた時、薬を服用時、食事を取った時などに アイシルの押しボタンを日常の決まり事として押す

(株)アイトシステム

通報型見守りサービス

VIDEOツーホー

VIDEOツーホー スマホにアプリを入れるだけで利用可能。 ツータッチでコンシェルジュに、代理で警察・救急の要請を行う。 通報時には自動的にSMSに連絡される。      

利用料金:980円(税込)/月        

KKO(株)

ココセコム  

基本料金:1,320円(税込)/月 初期費用:8,470円(税込) 

上記の総合的/複合型(ホームセキュリティ)見守りの部分に詳しく取り上げています。通報型というジャンルにも当てはまるサービスですから、アルソックさんのサービスと共にここにも列挙しました

セコム(株)

HOME ALSOKみまもりサポート

利用料金:1,870円(税込)/月 初期費用:70,565円(税込)

上記の総合的/複合型(ホームセキュリティ)見守りの部分に詳しく取り上げています。通報型というジャンルにも当てはまるサービスですから、セコムさんのサービスと共にここにも列挙しました

綜合警備保障(株)

会話型見守りサービス

シニア向け安否確認サービス らいふコール

シニア向け安否確認サービス  らいふコールは、特別な機器を設置したり、特別な工事など一切不要で、初期費用もかかりません。

シニア向け安否確認サービス らいふコールは遠方に住んでいる親の安否が気になる、でも仕事が忙しくて頻繁に連絡するのも難しいという方におすすめの安否確認サービスです。

事前に指定した曜日・時間帯に自動で電話をかけ、健康状態をプッシュボタンで回答していただきその回答内容を見守る方にメールで送信されます。こちらのサービスは最低月額量が200円から利用することができるという点も魅力的です。 固定電話へ連絡する場合、月額利用料が150円に加えて連絡する曜日を1日追加するごとに+50円で利用することができます。携帯電話の場合には375円の月額利用料に加えて曜日を追加するごとに+125円で利用することができます。

その他の見守りプラン

「Mabeee」見守り電池

Mabeee」見守り電池  普段使用している製品の電池を、見守り電池に替えることで使用できるものです。スマートフォンと連動し、家電を使用したことをお知らせしてくれるのです。つまり家電を使用した形跡を家族がスマホを通して確認することによって離れて暮らす大切な人の安否を知ることができるのです。

みまもり電池をいつも使用している家電製品(リモコンなど)にセットします。費用は本体代が3,278円、サービス料が1,078円/月でとても安い価格です。

ここがポイント「いつも使う電化製品に使用できる

その家電を使用すると、みまもり電池からアプリへ通知が、結果として離れた家族に使用した通知が届くという仕組みになっています。

実際にどのように活用できるか

家電に使う電池と変わらない感覚! 家電に入れるだけのみまもりサービスなのです

Mabeeeのみまもり電池は単三電池と同じ使い方で、普段使うあらゆるもので使用ができます。詳しくは👇

HelloLight(見守り電球)による見守り

家の電球を交換するだけで使用することができるみまもりサービスです。

電球にSIMが内蔵されていて、電球の点灯/消灯情報を基地局を通してアプリに通知するサービスになっています。家の電球を「見守り電球」に交換するだけなので、カメラの設置がなくプライバシーの保護にも適しています またご家族による設置も簡単なため、精神的にもストレスなく使いやすくなっています。

見守り電球はおすすめです
  • 取り換えが簡単
  • 月額の費用が抑えられる
  • 見守りを考えるなら検討する価値がある
HelloLightハローライトのプラン

ヤマト運輸の「見守りサービス ハローライト訪問プラン

初期費用0円 月額1,078円(税込)

HelloLight本体+スタンダードプラン1年分 16,720円(税込)

スタンダードプラン製品1年間の利用料が含まれている。

2年目以降は、月額費用495円/月

高齢者見守りサービスにおいて比較検討してほしいポイント

問題を察知する

センサーや電球もしくはカメラを使うにしても、いつもと違う兆候問題が発生したかもしれないという状況を知ることが必要です このために何が自分たち家族にとって最適かを検討することです

問題発生を知ることを意図して導入を検討する余地が十分にあります

しかし大切なのは、問題が発生した後ではないかと思います。下の図がそれを示しています。

問題発生の後が重要

問題が起きたことを知ったとき(問題が起きたかもしれないという通知が届いたとき)

自分や家族が駆けつけられるのかどうかです 自分たちが駆けつけられないのであれば専門の業者にどうかかわっていただくか?ということも考えることは大切です

このことを踏まえた高齢者見守りサービスの比較検討をお勧めしたいと思います

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次